1990年代初め、日本の労働不足を補うため入管法が改正され、たくさんの外国人労働者が来日し、その数は短期間で爆発的に増加しました。彼らの多くは日本での生活や労働についての情報、予備知識などの不足から、様々な問題を抱えましたが、生活習慣や文化、考え方の違いからくる精神的ストレスに苦しむ人も大勢いました。
神奈川県では、1980年代に県内在住のインドシナ難民が精神的問題を抱えて家族を殺害、自身は自殺未遂をするといった事件があり、県は早い時期から外国人のメンタルヘルスに対する関心を強くもっていました。そこで1992年、県内に急増した外国人労働者の精神的問題に対応するため、すでに自殺予防への取り組みが確立している(社)横浜いのちの電話に、外国語相談部門の設立を打診しました。横浜いのちの電話は依頼を受入れ、翌年よりスペイン語とポルトガル語による電話相談を開始し、「横浜いのちの電話外国語相談」が誕生しました。

1.  (社)横浜いのちの電話外国語相談(LAL)は、(社)横浜いのちの電話の一部署として、自殺予防を中心に、こころの悩みをもつ人の相談を幅広く電話で受けています。1993年の開所以来、在日ラテンアメリカコミュニティを対象に、スペイン語、ポルトガル語による電話相談を行っています。
2. LALの主な事業として、「電話相談活動」および電話相談員を育成するための「相談員養成研修の運営」を独自に行っています。(当団体の事業は、神奈川県および横浜市から保健福祉部からの助成金でまかなっています。)

1. LALでは、困難や危機に直面しながら、誰にも相談できずに苦しんでいる人との対話を通じて、悩みや不安をよく聴き、互いに心を通わせ、心の重荷を下ろして、彼らが何とか生きる意欲を見出していけるようにしたいという目的で活動を行っています。電話相談では、相談者のありのままを受け入れ、裁かず、秘密を厳守します。相談者の名前を尋ねず、相談員も名乗りません(匿名にて対応)。
2. 相談日は、スペイン語・ポルトガル語とも週3日(計20時間)です。LAL独自の研修プログラム(例年4月から1年間に及ぶ)に参加し、認定された相談員が当番制で対応しています。相談員は無償ボランティアで、現在62名、国籍は10か国に及びます。

     

横浜いのちの電話では、スペイン語/ポルトガル語の相談員を募集しています。

【応募資格】 ①25歳以上で、スペイン語またはポルトガル語に堪能な方 ②いのちの電話の主旨に賛同し、その活動に積極的に参加する方 ③電話相談員になるための1年間の研修を受講し、電話担当、継続研修に参加する時間と健康を保持できる方
【必要書類】 次の書類を外国語相談事務局までご郵送下さい。 ①当団体所定の申込用紙 ②応募の動機 (A4用紙 1枚程度)
【お問合せ】 社会福祉法人 横浜いのちの電話 外国語相談 事務局
〒240-8691
日本郵便(株) 保土ヶ谷支店 私書箱32号
TEL/FAX 045-333-6216
E-MAIL yindlal@ceres.ocn.ne.jp

いのちの電話の相談活動は、相談員の無償奉仕によって支えられていますが、相談員養成費、研修費、広報費、事務局経費といった運営資金は、イベントの収益や寄付金にてまかなっています。
横浜いのちの電話を支えるために、
①当団体の企画するコンサート、映画会、バザーなどにご参加ください。(詳細はHP、ニュースレターをご覧ください。)
②ご寄付をお願いします。振込先: 郵便局 郵便振替 00240-3-15191 社会福祉法人 横浜いのちの電話(振込手数料は無料。ご寄付は税法上の優遇措置の対象となり、法人は損金算入、個人は寄付金控除が受けられます。)

電話相談時間
(2014年6月より相談時間が変更になりました。)

スペイン語
 水曜日 10:00-21:00
 金曜日 19:00-21:00
 土曜日 12:00-21:00

ポルトガル語
 水曜日 10:00-21:00
 金曜日 19:00-21:00
 土曜日 12:00-21:00

事務局
(火曜日・木曜日 10:00~16:00)

TEL/FAX 045-333-6216
E-MAIL yindlal@ceres.ocn.ne.jp